「二笑亭」という奇怪な建物

このブログも7年ほどになるがなるべく1日おきくらいに記事を載せてきた。
今回は昨日の今日の更新だが4月に入ったことで大分前に作った記事をアップ。


最近この二笑亭のことを知ったが、何で見たか・読んだかキッカケは失念。
市の図書館から「定本 二笑亭綺譚」(ちくま文庫、1993年刊、式場隆三郎、他4人 著)を借りて読んでみた。写真や挿絵など60点ほど入っていて面白い本、読みながら例によって何点か模写。

この建物は、渡辺金蔵(1877-1942)という人物が自分のバラックの改築を設計・材料調達まで自分で行い大工に改築させたもの。完成前に入院、中断、その後撤去。この本にはこの建物と金蔵の精神構造に興味を持った精神医学の式場氏の「
二笑亭綺譚」と「二笑亭綺譚 50年後の再訪記」という2作他が納められている。


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「定本 二笑亭綺譚」              
(右)二笑亭(中央)遠景  
          
 
0314Nisyoutei01ColS.jpg  
(右)縮尺1/50の岸武臣氏による二笑亭の復元模型
(左)正面(模型の左奥の面)

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入口ホール(左)と9個のガラス入り節孔子窓(一部)

Toilet.jpg  
建物の奇怪さを表す一つ:中庭のトイレ(左下)

0314Nisyoutei02S.jpg
今和次郎によるバラックスケッチと東京震災当時の上野公園のバラック:
同書の中で藤森昭照氏が、「二笑亭には赤いトタンや鉄骨が好んで   
使われているが、金蔵の意図する所で、その原点が東京大震災にある」
           との指摘があり、、その結果、バラックが出てくる。                            


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machiinokeshiki

Author:machiinokeshiki
やまぐち ただし
札幌在住
退職後 街歩き水彩スケッチ

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